毛深いことへの悩みから・・・
カミヤマ美研の創業者、神山稔朗。彼の悩みは、こどもの頃からの剛毛でした。これが原因で、人前に出ることにも臆病になっていました。
しかし、神山稔朗は本来積極的な性格で、この自分の弱点を克服すべく、あらゆる脱毛を試みるようになりました。
時に、1970年代。方々探し回って、数々の方法にチャレンジ。これは!と思う商品に出会うたび、同じ悩みを持つ人にもおすそ分けすることもしばしば。頼まれて、販売をすることも。
この興味はさらにエスカレート。世界中から、脱毛に関する商品や資料を片っ端から収集し始めるようになりました。
しかし、どうしても根本的に解決してくれる製品に出会うことはなく、ついに、医学博士を雇い入れ、自ら研究生活に。そして完成した、ワックスと専用溶解器の"脱毛セット"はなかなかの出来栄えで、多くの人に受け入れられました。
特に女性の需要が大きく、大ヒット! 那覇に数店舗脱毛ビューティサロンを開設し、全国販売のための本部を東京の中心地に置くまでになったのです。
しかし、これに満足することなく、神山の研究は続けられました。
意外な効果を発見!カミラ「No.8」の誕生
研究は進み、より完成度の高いものが追求されました。
あるとき、使用済みの「カミラNo.8」を顕微鏡で拡大してみたところ、古い角質の除去にも効果があることを発見。
早速、自分のデコボコの顔やアバタ肌が、スベスベになっているではありませんか。
見違えるような素肌。かつて剛毛に悩み、「クマの子」とまで揶揄された神山稔朗の変貌ぶりは、傍目から見ても明らかなほど。
やがて、「カミラNo.8」という、ロングセラーとなる商品が誕生したのです。
ここで、神山稔朗の興味は、脱毛から美肌への大変革を迎えることに。
美肌とは、素肌の健康のことだ!
さらなる研究を進めた結果、神山稔朗は一つの結論にたどり着きます。「誰もが望む美しさとは、素肌そのものの健康によるものだ!」
そして、それを実現するには、洗顔と保湿・保護にこそ重要だと考えました。汚れやほこり、 アカなどを落として肌をすっきりさせ、 皮フの新陳代謝を促し、さらに保湿・保護をする。
油分や界面活性剤は、そもそも皮膚の健康を害するものなので使わない。厳しい条件を、自らに課し、神山稔朗の研究は続きました。
そこから、「顔を洗う水No.1 ウォータークリーナー」と、それに続くシリーズが生まれていったのです。
そもそも、当時、従来の化粧品でもない、こういった種類の商品は皆無であり、これが何なのか、国の化粧品の枠に入りきれない不思議な製品。
しかし、神山稔朗の確信と、多くのお客様の支持を得て、「顔を洗う水」は沖縄の枠を超え、日本全国にファンを獲得していきました。
神山稔朗の少年時代の悩みは、多くの女性の悩みに答える、「顔を洗う水」として結実。すでに20年の実績を持つ、業界屈指のロングセラー商品となっています。
少しでも多くの女性の肌を健康にしたい。創業者神山稔朗の願いは、今、日本中に広がりつつあるのです。